地方のメイク講座で金を奪い取られた話
ほんっと化粧嫌い。
メイクブロガーもクソだらけの乞食だから大嫌い。提灯記事書いて企業から数百円のものをお恵みしていただくってどんだけ乞食だよ。え。
あんたたちは数百円で売文するけどその昔、自動車評論家というのがいて、これは売文の代わりに新車もらったりしていたんだよ。5年乗って、5年後、その時その査定額で買い取りますという条件も付いて。ドイツにその新車のためだけに作らせた交響曲を聴きに行くためだけにビジネスクラスに乗せられたりさー。そんなの普通ですから!つーかそのぐらいじゃないと売文しないだろ。
数百円でコジってる女はどれだけ安いんだよ。数百円でカラダ売ってんのと変わらないですね!
でも自分のパーソナルカラーは知る必要があったので、パーソナルカラー診断に行ったよ。
そのパーソナルカラー診断にメイク講座が併設されていたので受講してきました。その、最悪な、メイク講座の話。
当時私は日本の悍ましい因習に縛られた陰鬱な田舎に住んでいました。そのサロンに行くまで車で2時間かかった。それはまあいい。まず予約の時に妙な話をされたのさ。
「お友達何人かと受講してくれ」と。
こんなの聞いた事があるかい?平日の昼間に友達連れて来いって無理だろ。
あとで、「同じ時間を割くなら1回に何人もさばいてがっぽり儲けよう」という魂胆だったとわかるのですが。
無理なのでひとりで行ったさ。結果はイエベ春。日本人の40%ぐらいがこのイエベ春という色の集団に属するわけ。私は色も黒いし地味なので自分の事はイエベ秋だと思っていたので、わかってよかったと思った。イエベ用の布きれの塊ももらった。これを基準に服を選べばよいらしい。
カラー診断はいいのだが問題はメイク講座。
そもそもそのサロンの経営者は50〜60代ぐらいの女性でした。この年齢の人、ということでちょっと心配ではありました。このぐらいの人だとカラー診断をバブルの頃イギリスから輸入した第一世代で、考え方が古い人という可能性と、経験豊富という可能性、両方ありました。実際に八分割とか十六分割とかはやってもらえませんでした。
「何それ?」って言われたし。
私は自分の化粧に自信がなかったのでとりあえずちふれとかキャンメとかの安物を持ってそこに行ったわけです。ただ、私はメイクはどーでもいいと思っているけどある程度プロの現場(映画とかグラビアの撮影現場)を見ているので、お化粧でオゼゼをもらう人達のお道具がどんな感じなのか知っているわけ。
だから、そのサロンのコンサルタントのお道具ってのを見た瞬間言葉を失いました。
おそらく一度たりとも洗ったことがない、ファンデとチークに塗れた汚れきったブラシの山。山、ってほどはなかったな。数本。しかも毛がぼさぼさで自然に還ろうとしているブラシ。
そして「絶対に近寄っては駄目」とメイクやっている友達に散々言われていた「アムウェイ・アーティストリー」の化粧品、しかも、パレットは底見えしているもの多数。
色の組み合わせから見て十数年前のお道具。
そのブラシで私の肌に粉を乗せるわけ。ぞーっとしました。ブラシの繊維って先っちょ尖ってるでしょ、その尖ったところに何年ものかわからない雑菌がたっぷり付いているわけでしょ。汚い道具でよくも客の肌引っ搔けるよね……。
「あなたはイエベだからこれはイエベ用のいいパレットなの」と、アーティストリーを買え買えと薦めます。そんな悍ましい化粧品、誰が買うか。
私は友人から、「メイクに携っている人ならどうやってコントアーするのか見てきなさい」と言われたので、「ガッツリコントアーしてください」とオーダーしました。するとそのおばさんはこう言ったの。
「コントアーって何?ベイキングって何?」
死ねって感じ。
私はKATEの濃いファンデと明るいファンデの色を混ぜたり顔の影に濃い色だけ塗ったりを自分でやっていたのですが、
「そういうのは日本人にあわないから」やめろ、と。
だーかーら、日本人に合うやり方を教えなさいよ、そのために金払ってんだよ、と言ってるのに!こいつ最近のメイク雑誌なんか見たことないんでしょうよ!
アイシャドーも一色しか塗らない上に、アイライナーの引き方をいろいろ文句つけるわけです。
アイシャドー一色なら誰だって塗れるわボケ。
その後がすごい。その日持っていた私のコロンボのカシミヤストールを掴んで、
「これはイエベ春には合わない色でブルベ冬の色。私の持っているストールと交換してあげる」
と、持ってきたプレーンな色のストール、品質表示には「アクリル」と書いてあったとさ。コロンボの大きなカシミヤストールでそのアクリル何千枚買えるだろうね……。
ぐったりしてきたところで、このサロンではお昼を出してくれました。
気の利くところもあるじゃないかと思ったのですが、日本人にあうコントアーが見られなかったので気分は最悪です。ガッカリしていて味なんかひとつもわかりません。
おまけにこのおばさんは、
「うちはカラー診断を安くやってるんだからありがたく思え。東京なら4〜5万は当り前なんだから。メイク講座だって3万以上するんだから」
と、恩を着せてきます。
ちなみに東京では大丸でやっているようですが、45分3240円でした。
そして大丸では、
※お一人様のメニューです。2名様以上でご同席は、ご遠慮いただいております(乳幼児含む)。ご了承ください。
あれ?普通は友達連れて来いって条件はないぞ?
気になるお値段ですが、消費税込みで24840円でした!
メイク講座一万円、パーソナルカラー診断一万円のはず……この3000円はなんだ?と思ったら、なんと昼食代。
あんな飯に3000円取られるなら食わないで帰ったわ……。
おまけにこのおばさんの化粧というのが古くて古くて、まんまバブルの人。
そして私はマスカラだけはヘレナなんちゃらのラッシュなんちゃらというのを使っているのですが、「それは似合わないから!」といわれてキャンメの「ゴクブト」というのを塗られました。
それね、繊維が入っているのか、メイクを落としても痛くて痛くて……。次の日、目が開かないほどの大量の目やにが出ましたとさ。マスカラこええ……。
その他にもコントアーをマスターしたく地元のメイク講座の先生に話を聞いたけど、「コントアーって何?」って人いました。その方は30代でお道具はハリウッドエアー。あの故障しやすくて有名な。けっきょくみんなピースコンとコンプレッサーになってファンデーションは洋モノのMacにするんだよ、( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
コントアーって上手い人に聞いたけど、基本的に人間の骨格をよく理解していないと難しいらしく、これができるかできないかがメイクのプロの分かれ道だとか。
できない奴は回線で首を吊れといいたい。光回線でいい。
そして2016年当時の眉は、二ヶ月ぐらい伸ばしたぼさぼさのものをちょっと弄るだけのものが流行していました。
このババアがやったメイクはこんな感じでした。
これはこれでいいのですが、2016年ならコントアーということをするべきだそうです(友人のプロメイクさん談)
他の田舎のメイクさんは、美容師崩れのような人で、ひとりはナリス(無限連鎖商取引、いわゆるネズミ講)の手先、もう一人は他人の筆などを奪って固いチークなどにグリグリ押しつけて毛ギレを発生させた乞食体質の美容師崩れで、こいつは睫が長くなるマスカラを売りつけようとしていました。道具も安く、プロであるはずなのにマリブというウンコ国のコスメを使っているぐらいの乞食です。
ルミガンを見せても「何それ?知らなーい」という女なので推して知るべしだわ。
結論
田舎でメイクを学ぶのは無理
ということでした。
・化粧道具が古い
・化粧道具が汚い
・化粧道具が安い
・先生がババア
・マルチに関わっている
・田舎にいる
これ全部ヤバイです。当てはまるサロンがあったら絶対に近寄っては駄目です。
そもそもメイクのお仕事する人っておべんきょおが嫌いな人が多いんですよね。美容師の資格も刑務所で取らせるじゃないですか。偏差値40〜45ぐらいの人は、美容の勉強もしたがりません。だって勉強だから。その人たちが死ぬほど嫌いな勉強だから。
コスメは貧者の趣味とか低学歴の趣味と言われる所以です。
どーでもいいのですが、たぶん湾岸ミッドナイトのFC3S城島編で、対決するFDを作った箱根のプライベーターが昔、北見のところに自分のSAを持ち込むというエピソードがあります。そのSAがカリッカリに仕上げられた超一級のマシンで、「調子悪くなっちゃったんですけどぉ」って北見の前に持ってきたときにはプラグコード外していてただけだったという話。
北見は「プラグコード外れてたヨ」って嵌めてやるだけなんですけど、そいつは北見の名前を聞いて「プライベーターにもすごい腕前の奴はいるんだヨ」というアピールをしにきただけだというね。
まあ、そんな感じ。