今日の漁果

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お前の足は幅が狭いかもしれない

甲高幅広と言われて育った人はいませんか。

だからできるだけ幅の広い靴を履く。なんなら1サイズぐらい大きい靴を履く。だけど靴の中は皮が剥けて血と膿だらけ。おまけに親指の付け根の骨が変形し、外反母趾になってきた。歩くと痛い。だけど仕事上、パンプスを履かずにはいられない。

辞めちまえ、そんな仕事。

気に入らない上司は、いーまかーらそいつを、これからそいつを、殴りに行こうか♪

どうせ派遣なんて野良仕事みたいなものだろ。月星の長靴でも履け。田植えにはそれがお似合いだよ。

ということもできないので、私は基本、てめえで稼げるようになったらイタリアの靴しか買いませんでした。

最初はクソ田舎のデパートに入ってるミッシェルクランツモリチサト、ランバン、BODY DRESSINGなどからスタートしました。このランバンとBODY DRESSINGが悪かった。幅が広く甲が低い。そして踵が、どのブランドも、まるで怪物の拳骨のようにデカイのです。うわぁ。こりゃいいキックできそうですね。

だから私は甲がまったく入らなくて、なのに踵はぱかぱかしていたので、ああ私は甲高幅広なのだと思い込み、EEEの靴を履き、足中に豆を作っていました。とくにBODY DRESSINGな。固くて変な形で体重が乗らなくて最悪だった。ブランド消滅もさもありなん。

ただ、自分の踵が大きいとは思わなかったので、そのまま「日本人でも履きやすい」と言われているセルジオロッシに移動。私の行きつけのアウトレットにセルジオロッシがあり、9800円均一セールなどをたまにやっていたので、その時に購入していました。

これがね。また合わないんだ…。

履いてしばらく経つとどういうわけか足が前に滑っていき、踵がぱかぱかしはじめる。24を買っても(本来の足のサイズ)、23.5を買っても、23を買っても、ぱかぱかする。

なんだこの足。

甲高(ハイアーチ)は、高校時代に体育教師から指摘を受けていたので知っていました。土踏まずが高く上がっている足は跳躍力に優れているので、幅跳び、高飛びの競技の選手には必要条件だからです。

私は自慢じゃないですがマラソンでは1キロすら走る事ができません。腰、膝、足の裏、まあ下半身が全部痛いのです。私は進学校出身なので、1000メートルを走るのに10分前後かかる生徒はクラスの半分ぐらい。ヘタしたら20分ぐらいかかります。みんな一生懸命数十メートル走るとその場にへたり込むのです。でも、一生懸命だから教師はそれを汲んであげなくてはいけません。

お馬鹿さんの学生が行く高校では4分切るのが普通、と言われて、15分かかる生徒はマラソンには真面目に取り組まなくなりました。

1000メートル10分とかで走るのに、それなのに幅跳びでインターハイには出場できるのです。靴は関係ありません。革でも運動靴でも裸足でも、4.5メートルはいつも軽く飛べるのです。

しかし私の学校は運動ができる生徒の扱いが杜撰で、運動ができても薄く馬鹿にされるところでした……というよりむしろ綽名「日体大」「脳筋」と呼ばれて貶まれるだけなので、運動と関わるのは高2でやめました。足首の靱帯を内も外も伸ばしまくってしまうというのもあったのですが。バイクも乗っていたので、バイク用のブーツで練習に参加して、5メートル以上の記録を出してしまい、ホント靴関係ないなーと。

なんで私が幅狭だと気付いたかというとだ、ある日、踵の皮をほぼ全部べろべろに剥いて形成外科に行ったとき、たまたま医者から「あんた、足の幅が狭いよ」と言われたのがきっかけでした。その時、私は病院のサンダルの前ストラップの爪先から足の甲を全部だし、踵にサンダルをひっかけ、足の前半分素足で廊下を歩いていたからです。いや、私にとってサンダルとかスリッパってそういうものだし。

先生は私の足を念入りに測定すると「JIS規格で言うところのAとBの間だけど、踵が小さい。とりあえずフェラガモの一番狭い奴買えば?」と言いました。

やっぱ男の医者は違うねー。女の靴のことまでよく知ってるわ。

で、傷もいい加減治ったところで、翌週さっそくニューヨークに行き、ニーマンマーカスでフェラガモの大試着大会を行いました。

アメリカでは最近、扁平足や幅広の足が増えてきており、一番たくさんあるのがB、次にCというサイズ展開になっています。私が探す2AとかAAAはあることはあるけれど、Bで広すぎるデザインのためにを置いているような状態でした。AAはその時は店内には10足なかった気がします。もともと連中は踵が大きいので、踵でぴちっと止まるのであんまり踵の大きさは気にしないのですね。

ここで私はフェラガモの7AAAと6AAを買いました。二足で4万ぐらいであがりました。

店員さんが暇だったのか、幅が狭い足ならルブタン見なよ、というのでルブタンに行きました。ルブタンはサイズもよかったのですが、低いヒールは全体的に太くできており、私の足が納得いきそうなのはヒール高10センチ以上のものに限られそう。

それに、田舎でルブタンは危険なのです。

私の住んでいる田舎はものすごく民度が低いので、階段で赤い裏を見せたりなんかしたら、「そのルブタンどこで買ったの????」っていきなり声をかけられたりします。「海外から取り寄せれば?バーカ」って答えると、「私の代わりに買って」と、泥の付いた一万円を差し出して言い出します。

当時は正規輸入されていなかったので、みんな通販とか海外で買っていたのです。だけどもバーカはスマホもってるくせにオーダーできないんですよ。自分の住所をローマ字で書くこともできない。なぜなら馬鹿だから。

そんなの英語をちゃんと勉強してこなかった自分が悪いのに。馬鹿ね。恨むなら自分を恨みなさい。

ロッシも私が買う前のものはとても踵が細かったのですが、日本と中国が幅広を好むということで妙な形になったのだそうです。セルジオロッシはグッチグループから外れて、なんというか、ブルーノマリの二の舞になりそうな予感。

そうそう、土人ウンコ国の金剛製靴という会社に買われたブルーノマリですが、見る影もなく幅広になっておりました。みた感じ細そうなんだけどね…。

ブルーノマリはどこでもだいたい70〜90%オフで売られていて可哀想でした。

日本ではウンコ国に買われた、と知られた瞬間に掌を返して百貨店は追い出しにかかったそうです。韓流とかチョンコスメブームと言っておきながら、やはり冥途インコリャアカンの製品は百貨店は並べないのですね。

まー、伊勢丹からも追い出しをかけられるってなものですね。

こういうコスメや靴を買っているあなた、恥じてくださいね。

すんなりパンプスが入る脚が羨ましいですわー私は入ってもルブタンとフェラガモだけですもの。